2. 体のどの部分にいいの?

水素分子(H2)はとても小さいので、身体の隅々までいきわたって活躍できます。

あまりに小さすぎてその小ささが実感できないので、水素原子(H)を3億倍に拡大してみましょう。
すると、水素原子(H)はゴルフボール(直径約4cm)の大きさになります。

水素原子(H)が3億倍になったので、まわりの世界も3億倍にすると、元のゴルフボールはなんと地球の大きさになってしまいます。

3億倍になった人間は、どれくらいの大きさでしょうか。
身長1.7mの人間が3億倍になると、5億1000m=51万kmです。
地球から月までの距離がおよそ38万kmですから、それをはるかに上回る身長となります。立ち上がって、月のはるか先まで身長が伸びて巨大化した自分を想像してみてください。そのときの水素分子(H)は直径約4cmのゴルフボールの大きさにすぎません。いかに水素分子が小さいかが分かると思います。

水素原子が2つくっついた水素分子(H2)も極小です。他の抗酸化物質と比べると、分子量は水素分子(H2)が2なのに対し、ビタミンCは176、ビタミンEは431、コエンザイムQ10は863という大きさです。

水素分子(H2)は、ビタミンCなどが入れない脳にも到達し、抗酸化作用を発揮します。

  • 水素分子(H2)は非常に小さいので、他の抗酸化物質(ビタミンCやポリフェノールなど)が入れない脳にまで到達して「悪玉活性酸素」を水に変えてくれます
  • 体の中で、活性酸素が最も多く発生しやすく、その攻撃を受けやすいのが脳といわれています。
  • 水素分子(H2)以外の抗酸化物質は、分子量が大きいことに加え、脂溶性や水溶性のどちらかの性質を持っているため、身体の中で働ける場所が限られます。脳の血管の内腔は「血液脳関門」と呼ばれるように、とても狭くなっているので、物理的に物質が移動しにくい構造になっているのです。
  • しかし、水素分子(H2)は極めて小さいため、血管が閉塞していても組織に浸透して働き、「血液脳関門」もたやすく通過でき、脳内に到達して抗酸化作用を発揮します。
ワンポイント解説

水素分子(H2)はとても小さいので、ペットボトルでは簡単に通り抜けてしまいます。
アルミ容器では通り抜けできませんが、キャップを閉めていても容器の中に空気があると、水素分子(H2)はそこに逃げ込んでしまいます。
水素分子(H2)が抜けた水素水はただの水になってしまうのでご注意ください。